「ハケンの品格」始まりましたね。
13年前は将来の夢にワクワクしていて、結婚しても定年退職までバリバリ働こうと思っていた私が現在派遣社員とは、当時の私はなんと言うかな。。。
さて今日の第1話を観て現役派遣社員が感じたことを簡単にまとめてみました。
目次
昭和?令和?
今回観て一番感じたのはこの時代錯誤感。具体的には以下のようなポイントです。
セクハラ・パワハラ
ドラマの世界だから大袈裟に描いているのだと思いますが、このご時世であのようなセクハラ・パワハラがもし発生した場合、想像以上に大変なことになります。
少しでもそのような素振りを見受けられた場合、すぐに事情聴取です。
現在の職場では全くないですが、前職場では男性の年配社員2人が単に交流会と言う目的で派遣社員の女性を飲みに誘っただけで上から呼ばれていました・・・。
企業は私たちが思っている以上にこのようなハラスメントには敏感です。
またこのご時世、そのような不祥事が拡散されるスピード・規模は驚くほど早く大きいので企業のブランドイメージも一気に傷つけるリスクがあります。
サービス残業
正社員の間ではサービス残業が発生する話は良く耳にします。
では派遣社員の場合はどうでしょう?
実際、かなり厳しく管理されます。他の派遣会社の現状はわかりませんが、少なくとも私の派遣元の会社ではサービス残業をしようものなら派遣元の営業担当に結構厳しめに忠告されます。
実際、私の仲の良い派遣同期は自らの意思でサービス残業をしていましたが、営業担当に「そういうのは本気でやめて」ときつめに注意を受けていました。
また派遣社員が遅くまで残るのは好ましくないこととされており、私たち派遣社員はなるべく長時間残業は避けるように言われています。
現実世界にも実存しそうな登場人物
大前春子
ドラマなのでスケールが現実離れしていることは確かですが笑、実際には大前さんのような考え方・仕事ぶりの派遣社員は結構います。
仕事は時給の分だけしっかり果たす、ほぼ定時退社、仕事とプライベートを完全に割り切っている、こういう方々は結構いますし、みなさんすごく仕事ができるのも事実です。
さすがに挨拶を無視したり、目を合わせなかったりする人はかなりの少数派だと思いますが。笑
千葉さん(派遣社員)
まさに最もいそうなタイプだと思いました。彼女の考え方や発言は真っ当ですし、ドラマ内ではあるものの、おかしいことに関して素直におかしいと思える心を持っています。
また状況を見ながら目立たないようにさりげなく仲間を助けてくれようとしたり(結果的には大事になってしまいましたが・・・)。
ああいったタイプが派遣社員としていてくれると皆助かると思いました。
里中さん(課長)
この人は前作からまったくぶれず、相変わらずの神っぷりです。
そして令和の時代の働き方や考え方を体現しています。
現実を見るというより、理想主義的なところはありますが、本人の軸がぶれていないので何かと周りにも助けてもらえる人です。
派遣社員からすると理想の上司です!
東海林さん(支社長補佐)
里中課長とは対照的で昭和の働き方・考え方を現代でも貫こうとしています。
このくらいの年代(40代後半〜50代前半?)ではこういう人は結構いますね。
今作では特別出演のようなので出番は少ないようですが、前作での派遣社員に対するパワハラ発言は忘れられません。笑
しかし正直で真っ直ぐで、あれだけ酷い発言をしていても、どこか憎めないところがあります。
まとめ
以上が今回の「ハケンの品格」第1話を観て私が感じたことを簡単にまとめてみました。
ドラマの世界であり、また派遣社員にスポットを当てているドラマなので、現実以上に悲惨な描かれ方をしていますが、実際派遣社員の世界も働き方改革中です。
ドラマの中ほど悲惨ではないですが、それでも所々共感する部分はあります。
引き続き来週も「ハケンの品格」から現代の派遣社員を取り巻く環境について考えていきたいと思います。
それではおやすみなさい😌
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