今日は昨日の続きで客室乗務員を経験して役に立っていること【仕事編】を紹介します。
目次
1. 円滑なコミュニケーションが行える
これは新人の頃から一番鍛えられる能力かと思います。
私はCAを退職後転職した時に、意外と職場って距離があるんだなと感じました。それくらいCA時代は1便1便人との関わりが深かったです。
お客様というより何よりもクルーと。クルーとコミュニケーションがない時はお客様とコミュニケーションをとっているので一人になれるのはトイレと仮眠の時間くらいです。
とにかく毎日人に囲まれて逃げ場がないので、人好きな人でもたまにすごく疲れるようです。
またCA社会での「仕事ができる・できない」の判断基準はコミュニケーション能力に大きくに左右されます。
コミュ力お化けみたいな方々がたくさんいらっしゃいます。笑
その方々はとにかく仕事ができる!という印象です。
そんな中でどちらかというと人見知り気味だった私も揉まれに揉まれ、少しはコミュ力が高くなった気がします。
2. 簡潔なホウレンソウが得意になった
こちらもコミュニケーション能力に近いものです。
CA時代、一人前になるまではとにかく毎便毎便成長を求められます。(社会人として当たり前のことではあるのですが、何かとても独特なのです。笑)
特にフライト前のブリーフィング時、新人時代は全員の前で目標を言わなくてはならず、「初めまして」のただならぬ空気感の中でいつも「目標は簡潔に、的を得て、わかりやすく伝える」を意識していました。
それ以外にも、チーフパーサーやキャプテンへの報告・連絡は、相手が忙しく時間の限られた中で、いかに「簡潔に、相手が知りたい情報を伝えるか」を常に意識していました。
それを自然とできていると実感できたのは秘書になってからでした。
いつものように限られた時間内で簡潔に優先順位をつけて社長に報告や連絡をする日々。あれ?この感覚懐かしい。
そんな風にふとCA時代を懐かしむことが今でもあります😌
3. 時間に追われることに慣れる
フライトは乗り込んでからの準備〜お客様降機後に至るまで、とにかく毎便が時間との戦いです。
常に、「あと何分でこれを終えなきゃ」という自分へのプレッシャーとの戦いでもあります。
そのため現在の職は違えど、今の仕事でも時間を常に意識するようになっています。
また限られた時間内で仕事を終わらせなくてはいけないプレッシャーに慣れると、とにかく優先順位を意識するようになります。
今でもそれは活きていて、とにかく優先順位をつけながら肝心な部分から進めるようにしています。
なので忙しい時には気づくと優先順位に漏れた仕事たちがデスクにゴロゴロ転がっていたりします。笑
4. ちょっとした気遣いで仕事がスムーズに廻る
CAの仕事はとにかく「人に手間をかけさせない、先回りしてちょっと面倒なことも済ませておく」ということを日々意識させられながら成長する、といった感じでした。
私もそれまではどちらかというと気の効く方ではなかったのですが(今でも気が利くとは言い切れません笑)、CAになってやっと人並みに気配りができるようになりました。
特に今は在宅勤務になって、そういった「ちょっとした気遣い」がいつも以上に必要になってきているように感じます。
ここまでやっておいたらあの人は楽かな?
多分こういう手順でこう進めるだろうから、これだけやっておこう
これはついでにあの人の分もやってしまおう
といって感じです。
例えば面倒なことがあった際、「これってどうするんだったっけ?」と聞かれたなら、「私一緒にやっておきますよ」とさらっと実行できたら素敵ですね。(私はまだ力不足。笑)
5. 嫌なことがあっても切り替えが早い
これはどんな仕事をする上でも大切ですよね。
前にも少しご紹介したと思いますが、CAはとにかく次から次へと何かが起こります。各方面から怒られますし、責められます。
それでも笑顔でタフに何事もなかったかのように振舞わなくてはいけない場面がほとんどです。
そんな時にいちいちめげてはいられないので、そこまで強くなかった人もCAになれば強くならざるを得ません。
しかし私の場合、そんな経験がその後もずっと役に立っています。
CA時代ほどではないですが、働いていると嫌なことや困難が次々と目の前に出てきます。しかしその度にめげて立ち止まってはいられないので、
自信がなくても、うまくいかなくてもとにかくやってみる。なんとかそれなりにやってみる。
そんな姿勢をCAの仕事から学びました。
まとめ
以上がCAになって役に立ったこと【仕事編】でした。
今振り返ってもあの時苦労したことは無駄にはなっていなかったんだなぁとしみじみ感じます。
さて明日も在宅ワーク頑張ります(在宅ワークは気合が必要!)。
それではおやすみなさい😌
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