さて今日は自身の転職経験から得た職場に早く馴染む方法です。
全体的に少し昭和気質な部分もあるかもしれませんが、なぜそれが良いのかも説明していきたいと思います。
目次
1. 朝と帰りの挨拶
当たり前かもしれませんが、できていない人が意外と多いです。
私の派遣研修同期でとても素直で仕事のできる25歳の女の子がいます。
その子は人に与える印象がとても良く、いつも明るく素直で知らずに心惹かれてしまいます。
その子に新しい配属先の話を聞きましたが、当たり前のように
「まずはドアを開けたら部屋全体に挨拶します。新人というか部活の下級生のように。笑」
と言っていました。
私は彼女が朝ドアを元気に開けて挨拶する光景がすぐに浮かんできました。
それから私も(32歳ではありましたが)できる限りドアのところで全体に挨拶するように心掛けました。
配属直後で周りと少し距離を感じていて馴染めなかったのが正直なところでしたが、徐々に周りとの距離も縮まっていき、周囲も仕事以外の話もしてくれるようになりました。
当たり前ですし、小学生みたいなことではありますが意外と効果はあります。
2. 少なくとも始業の20分前には勤務開始
これは仕事が忙しい人は自然とせざるを得ないことですが、私は仕事が比較的落ち着いている時でも20-30分前に出社して、全体始業の前に少しでも頭やモチベーションが働き始めるように早めに仕事を始めています。
精神論のようではありますが、少し早めにスタートし、徐々に気持ちが乗ってくる、いい感じ!というその感覚が好きで、そうやって自己肯定感を高めているのだと思います。笑
3. 人が嫌がる面倒な仕事を進んで行う
これは新人CA時代に身に付いたちょっとした技です。笑
CAに限らず、どこの会社の新入社員でも必ずと言っていいほどペーワーク的なものは存在すると思います。
ちょっとこれは面倒だな・・・
誰かがやってくれるからいっか。
見なかったことにしよう。笑
こんなことはオフィスのあちこちに転がっています。笑
何がなんでも新人である自分がやらなきゃ、というとても気の利いた新入社員の方々もいらっしゃいますが、私の場合は面倒なことを見つけたらゆるーくやるようにしています。笑
例えば
何か共有の文房具がなくなったら進んで取りにいく
コピー機の調子が悪かったらさりげなく修理の人を呼ぶ
誰かのゴミをついで一緒に捨ててくる
共有スペースが汚れていたらさらっと拭く
などなど。実はみんなが「誰かがやってくれるからいっか」ということはたくさんあります。
それを率先して行うことの積み重ねがいつの間にか信頼を生むということを新人時代に経験してからひとまずやるようにしています。
4. 飲み会は面倒でも基本的に参加する
飲み会は好き嫌いが分かれるので嫌いな人が参加するのはとても苦痛だと思います。
私も大勢の飲み会は苦手です。
現在の配属先での初めての飲み会ではなかなか溶け込めず、一人でポツンと30分くらい佇んでいたこともありました。。。笑
その苦痛の中でもめげずに二次会まで行きました。
二次会では少し話せるようになりましたが、やはり飲み会は苦手です。
それでも飲み会に参加すると正直なところ、やはり仕事は以前よりもやりやすくなりました。
普段苦手だと思っていた上司や同僚にも実はこんな面があったのか!
というのも良くある話かと思います。
単純接触効果でもあると思いますが、職場以外でのコミュニケーションを重ねることでいつの間にか心の距離は近付き、すると仕事上でもお互いにコミュニケーションが取りやすくなっていくのがわかります。
そのような理由から仕事に支障の出ない範囲での飲み会参加には意味があると私は思っています。
5. 業務に関わる勉強をする
これは当たり前かもしれませんが、どこの職場にいてもすごく大事なことですよね。
私も今の仕事は未経験なのでなんとか追いついて行こうとする日々ですが、ひとまず自分の興味のある、仕事に関連することは知識を吸収するようにしています。
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このように自分が少しでも苦にならずに続けられることを日々継続しています。
6. 年上・年下関わらず素直に学ぶ
中途採用だったり、別の分野である程度の経験を積んでいたりすると、時にプライドが邪魔をして素直に指導に耳を傾けることができなくなることがあります。
私もそんなことが時々あります。笑
それでもできる限り素直に年上・年下関わらず先輩方の話を聞き、できる限り謙虚に学ぼうとする姿勢が大切です。がなかなか難しいですよね。。。
私はとりあえず開き直って、皆自分よりもその分野における経験があるはずだから必ず何かを学ぼうという姿勢でいることにしています。
7. 小さなミスでも隠さない・誤魔化さない
当たり前のことかもしれませんが、ミスを隠したり、誤魔化したり、他人のせいにしようとする行為が一番信頼を失いやすいです。
特にCA時代は先輩から良く聞く話の一つに「ミスを認めない、誤魔化そう隠そうとする後輩」の話があります。
どこまでが本当かもわからないようなこともしばしば。
そういう噂は広まりやすく、また伝言ゲームのように徐々に誇張されてみんなの都合のいいように広まったりします。
その逆の話もあります。
今でも私の職場にお昼休みに来てくれて一緒にランチをしてくれるくらい仲の良い元同期がいます(その子は現役)。
彼女は新人時代からとても素直ですが、中堅社員である今でも自分がしてしまったことはどのような状況下においても素直に認めるというとてつもないお手本です。
しかも既卒社員であり、新卒の私の年代よりも少し年上です。
その彼女らしいエピソードがあります。
彼女は客室の責任者にもなっているのですが、以前のフライトであまりのリクエストの多さに機内販売を頼まれていたお客様のことを失念し、フライト終了後、帰り際にお客様から事務所にクレームの連絡があったそうです。
彼女は中堅社員であったため、誰からも疑われず、そのフライトで若手に位置していた他の後輩何人かが管理職に呼び出され、事情聴取を受けていたところを目撃してしまったそうです。
その子は何のことかと思い、その場で聞いてみると、誰かが機内販売を忘れてお客様からクレームがきた、と知らされます。
すぐに彼女は自分のことだと気づいたそうですが、その空気の重さに言い出せず。しかし管理職は明らかに若手のCAを疑っているような様子だったそうです。
その場では結局誰のことだかわからず終いで解散となったそうですが、その数分後に彼女はその管理職のところへ「実は私でした。さっきメモを見直したらその人らしき座席番号がメモしてあったのでそうかと思います。」とわざわざ言いに言ったそうです。
なかなかできないですよね。私も改めてこの子はすごいと思いました。
そしてなんと後日彼女は今度は担当管理職に呼び出され、お叱りを受けるのかと思いきや
「良く正直に言った!偉い!そういうところが素晴らしいよね」
とミスのことは責められず、なんと逆に褒められたそうです。
他人の成果を自分のものにうまく持っていく人はいますが、知らないフリもできた場面でこうやって素直に言い出せる人はなかなかいないと思います。特に歳を重ねるほど。
そういう部分で今でも彼女は素直であることの大切さを学ぶ最高のお手本です。
まとめ
始めにお話ししたように少し昭和っぽい、また当たり前の事ばかりだったかもしれませんが、そういう部分が人と関わる上で重要であったりします。私の経験上ですが。
少しずつ意識することで少しでも職場が働きやすい環境になるといいですよね。
それでは長くなりましたが、おやすみなさい😌
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