外の風と春の匂いが心地良いのでお昼から窓を開けて換気をしています。少しでも季節の趣を感じたい今日この頃です。
さて今日は転職していった私の元同期や先輩後輩を思い出しながら、CAからの転職で多い職業についてまとめてみました。
目次
1. 秘書
こちらは先日も記事にした通り、私の周りの同期の職先として一番多い職業です。
秘書と言っても企業により専門領域や仕事内容も大きく変わってきます。
特に私の周りで多かったのは法律事務所の秘書。
しかし法律事務所に転職した子たちは、第二新卒かつ一定以上の学歴を持った子たちが多い印象でした。有名大学の法学部出身など。
秘書全体の難易度としては企業の大小、また付く人の役職にもよりますが、そこにこだわりがなければ30代からでも正社員として割と転職可能です。
私も30代前半・既婚で中小企業の社長秘書として内定をいただけました。
また私の親しい同期の一人は子供が二人いて、共働きしながらCAを続けるのが難しくなり、大型ベンチャー企業の役員秘書として転職に成功しています。
雇用形態としては、最近の傾向として契約社員→正社員という流れが多い気がします。切り替えの時期としては1〜3年といったところでしょうか。
派遣社員も最近は増えてきています。
*当時の私は正社員採用に絞って探していましたが、そうなるとかなり門戸は狭くなり、苦労しました。
この辺りの情報は私が転職活動をしていた2018年と2019年に転職サイトで気になる職種をひたすら調べ、比較検討していた時に得たものです。
しかしどの職種にも言えることですが、その転職難易度はそれぞれの企業・その時の社会情勢によるものが大きいように感じます。
2. 受付
こちらの職種も秘書に続いて多いです。
私の元同期や後輩も人と接することが好きということからこの職種を選ぶ人は結構いました。
受付の場合、秘書と同じように正社員採用もありますが、最近は派遣社員が多い印象を受けます。
また、採用要項を見ても、あからさまな年齢制限は公にされていませんが「20代・第二新卒歓迎」というような表記はよく目にします。
個人的には若い人ばかりでなく、それなりに経験を積んだ受付も必要かと思う一方、そうは言っても若い人の多い環境下で新人として年下の先輩から指導を受けられる素直な人でなければ厳しい環境なのかなとも思います。
ただ、人の接することが好きな人、トラブルにもある程度平常心で対応できる人にはとてもぴったりな職業かと思います。
3. 事務職
こちらは第二新卒に特に多い職種です。
第二新卒の年齢範囲であって、適切に転職活動を進めれば正社員としての採用も充分叶います。
逆に私のように30代・既婚・事務職経験なしの場合、正社員としての就職はかなり難易度は高いと思った方が良いです。
私も秘書の後に事務職を目指して転職活動を始めましたが、ほぼ書類選考の段階で落とされていました。(私のPCスキルがそこまで高くなかったというのもあるので、MOSなどのPCスキル資格を持っていれば確率は上がるかもしれません。)
雇用形態は違えど、仕事内容としてどうしても事務職が良いならば、派遣社員から始めるのも一つの手かと思います。
派遣社員と言っても派遣社員として数年勤め上げれば、そのままその配属先で正社員となる機会が意外と多いこと、それは今の配属先に就業してから知りました。
また無期雇用派遣ならば正社員として派遣会社に入社することになり、通常の派遣社員とは少し異なる(多少正社員要素の入った)待遇で働く選択肢もあります。
派遣社員=不安定というような価値観は一時代前(元祖ハケンの品格の時代くらい?)よりはだいぶ変わってきているように感じます。
4. インフルエンサー、モデル、芸能関係者
こちらは一般人の中でもずば抜けた華や美しさ、存在感を持っていた人たちに多いです。
私が航空会社に勤めていた頃、すごく綺麗な先輩が何人かいました。
その方々は惜しくも退職してしまいましたが、私はその度に「もしかしたらググったら出てくるかも?」と思って検索すると本当に出てくるんです!笑
わぁ!あの先輩だぁ!!相変わらずお綺麗だし、こんなに有名だったとは!!
というような経験は実は何度もあります。
その方々がどうやってその道に進んだのかは定かではないですが、きっとあれほどの美貌があれば自然とそのような機会にも巡り合えるのだと思います。(もちろんご本人たちの努力があった上で)
5. その他
私の同期の中にもいましたが、家業を継ぐと言って退職後、テレビにも出るような立派な経営者の卵として活躍している子、営業職としてCA時代よりも稼いでいる子、また私の周りにはまだいませんが、自分で起業する人などもいます。
そういった方々は、全く別のフィールドへ転身しながら、CA時代に培った感性を最大限に活かしていきいきと働いています。
6. 専業主婦
そして最後はこの職業。本当に多いです。
理由としては、
結婚後旦那さんの転勤について行くことになった
子どもが生まれて共働きが厳しくなった
という場合が大半です。
私は最近まで知らなかったのですが、今は多くの企業が再雇用制度を採用していて、そういった事情で退職せざるを得ない状況であっても、ある程度の基準をクリアしていれば再雇用でまた正社員として働けるのです。
私の在籍していた日系の航空会社にもそうした制度や配偶者の転勤に伴う休職制度もありました。
しかし実際に結婚してみてわかったのは、CAの場合、再雇用で働いても家事・育児との両立はなかなか難易度が高いということです。
*もちろんお子さんがいても、あらゆる技と努力を駆使してCAを続けている先輩方はたくさんいらっしゃいます。本当に尊敬します。。。
例えば、本人や旦那さんの実家の手を借りられない、旦那さんの仕事が忙しくてワンオペ状態、そう言った家庭は非常に多いです。
そうなった時、例えCAの仕事が大好きだったとしても、やめざるを得ないのは非常にもったいなく、悔しいことです。
しかし専業主婦になった後も、みんなそれぞれ子育てや知育、またはハンドメイドなどの趣味、それから接客業のパートなど、どこにいてもとても幸せに過ごしているように見受けられます。
それがCAのすごいところでもあります!
7. まとめ
今日は客室乗務員の転職先についてまとめてみました。
少し印象が変わったこと、想像と違ったことなどはあったでしょうか?
CAは潰しが効かない職業だとよく言われていますが、特殊な職業であるが故に、他の職業では身につかないようなスキル、経験などを得ることができ、それは考え方や努力で如何様にも活かせるのだと私は思います。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました😌
引き続きそれぞれのおうち時間を充実させ、残りのGWを満喫しましょうね。
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