今日は約1ヶ月ぶりに実家へ遊びに行きました。
私は実家がすごく落ち着きますし、CA時代の実家暮らしを思い出しました。
そこで今日はCAだからこそできる親孝行についてまとめてみます。
目次
社員優待券の活用
社員優待券は航空会社特有の福利厚生で、これが利用できるだけでもCAになる価値はあると言えるくらいの恩恵を受けました。
社員優待券を利用してできた親孝行は次の通りです。
帰省・介護
うちは父親の実家が九州なので私も幼い頃から良く家族揃って九州に帰省していました。
それが私が航空会社で働き始めてからは基本的に社員優待券を利用し、父は2-3ヶ月に1回は帰省していました。
その後、祖母に介護が必要になると父は1ヶ月に1回は社員優待券を利用し、介護帰省。
私が勤務していた航空会社の社員優待券はポイント制であり、年間にして週一ペースで国内往復ができるくらいのポイントが付与されていました。
そのポイントを1年間でしっかり使い切るほど、うちの家族は社員優待券の恩恵を受けていました。
その点において父には未だにとても感謝されています。
国内・海外旅行
家族と一緒に多くの国内・海外旅行にも行きました。
うちの両親は共働き(父母は土日休み、私はシフト勤務)だったため、なかなか予定が合わず、数日の国内旅行がメインでしたが、家族で行きたかったところに行け、在籍期間中はたくさんの思い出を作りました。
ビジネスクラスの利用
普段からビジネスクラスを利用している家庭はいつものことかもしれませんが、うちのような庶民家庭の場合、ビジネスクラスはおろか、海外旅行にもそんなに行くことはなかったのですが、社員優待としてかなりの割引でビジネスクラスを利用することができました(空席がある場合)。
旅行好きな父は1人で東南アジアの遺跡巡りをしに行き、初めてのビジネスクラスや海外空港のラウンジを経験し、とても幸せそうに帰って来ました。
そんな父の姿を見ては「CAになって本当によかった」と思ったものです。
両親が自分の便に搭乗できる
私が今までできた親孝行で一番よかったと思ったものは、私が国内線のチーフになった時に両親を私の担当便に乗せることができた時です。
私がチーフの資格を取得してすぐの土日、両親がその便に乗って来てくれました。
その日は満席だったため、ギリギリで搭乗できることになり、しかもエコノミーに空席がなく、母は国内線のファースト席でした(父はエコノミー)。
普段はクールな母ですが、その時は写真を撮ったり、ファーストのドリンクや食事を楽しんだり、後から聞いたら私のアナウンスを録音したりもしていたそうです!
それを知った時は、普段クールなキャリアウーマンとして働いている母がそこまで喜んでくれたなんてCAになってよかった!と心から思いました。
降機前にファーストクラスの座席をバックに両親と写真を撮りました。
それは今でも私の中のトップ5に入る思い出フライトです。
まとめ
以上がCAだからこそできた親孝行です。
CAに限らず、社会人になれば親孝行をしたい気持ちも親孝行できるチャンスも学生時代よりも増すと思います。
私はその中で、CAだからこそ両親にさせてあげられた経験があり、それは特別なものだと感じています。
今はCA時代とは全く異なる仕事をしているからこそ、たまにCAになったことは自分にとって本当に人生のプラスだったのか?と悶々とすることがあります。
しかし親孝行という観点では間違いなく私は両親に精一杯を提供できたと未だに満足しています。
それでは本日もお読みいただきありがとうございます。
おやすみなさい😌
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