あっという間にGWが終わってしまったかと思えばもう明日は土曜日❤️
有意義な金曜夜にしたいと思います。
さて今日は昨日の続きで、客室乗務員から事務職への転職【デメリット】についてまとめてみました。
これは両方経験していないとなかなかわからないことかもしれません。
目次
1. 給与が減る
正直私はこれが一番のデメリットだと思っています。
それだけCA時代はお給料の為に色々我慢できました。
とにかく退職してすぐはCAとして身についた金銭感覚が消えず、結婚当初は自分のお金を自由に使えない辛さで少し病んでしまいました。
CA時代はユニクロはダサい・安い(今思えばその価値観こそが古くてダサいですね笑)という思い込みもあり、服はマルイやルミネで値札は見ずに好きな物を好きな時に買っていました。
そして今まで普通だと思っていたこと(1ヶ月の習い事に○万、健康・美容サプリメントに2万、化粧品に2万・・・)が実は贅沢だったんだと知りました。
ここまで生活水準を上げてしまうと下げるのはなかなか難しいです。
しかし今思えばそのままの価値観で大人にならなくてよかったと思います。
私みたいなCAばかりではないですし、中にはあえて倹約生活をして、ものすごく貯金している同期たちもいましたが、私が少数派ではないことはお伝えしておきます。
2. 自由時間が減る
私は比較的体力には自信があったので、CA生活においては体力的なキツさを感じたことは数える程しかありませんでした。
それはなぜかというとCAはある程度、航空法や労働組合に守られているからです。
既定の労働時間をオーバーさせないようなスケジュールが組まれますし、何かイレギュラーがあったとしても超過分は必ず休まなくてはなりません。
一方で私の周りの友達、家族などは会社員や公務員が多く、休みなく忙しそうに働いている身近な人たちを見るといつも、航空業界にいる自分の労働環境は守られているなぁとありがたく感じていました。
そのため休日も多めです。
特によかったのは平日ほぼ人のいない映画館でゆっくり一人で映画鑑賞をしたり、お昼前頃の空いてるカフェで好きな本をのんびり読んだり。
また平日価格で休日の度にジムに行ってひたすら走ったり、ピラティスしたり。
今思えばこんな生活、夢のようです。
平日会社員となった今では平日は毎日9:00〜18:00過ぎまで働き、帰ったらご飯の支度をしてドラマを観てお風呂に入ったらあっという間に1日終了。
そして気付いたら金曜日。気付いたら1年過ぎていた。。。みたいな感じです。
規則正しい生活は意外と気付かずに通り過ぎてしまいます。
3. 外国が遠い場所になる
平日会社員になってからは海外旅行にもほとんど行かなくなりました。
CA時代は嫌でも毎週のように行っていた海外が本当に遠い国、外国になってしまいました。
例えば当時の感覚として、東南アジアは寝ていれば着いてしまう国でした。
今となっては・・・。
特に国内に関してはもっと遠く感じてしまいます。
あれほど好き勝手に社員優待を利用して全国各地にふらっと飛んでいたのに。
CA時代に良くやっていた休日はふらっと大阪で買い物(もちろん羽田から)というようなことも今では考えられません。
今でもマイルを貯めてできるだけ「いつでもふらっと飛んでいける」体制は整えていますが、その面ではCA時代は最強の福利厚生でした。
4. 「チームワークで何かを成し遂げる」ことの欠乏
上に挙げた3つは、もし自分が宝くじに当たったり、一発ビジネスで成功すれば叶うことかもしれませんが、チームワークで何かを達成するというのはお金では買えないCA特有の価値です。
私が事務職に転職して一番驚いたのが、CA時代みたくみんなで隔たりなく、チームワークよく、常に協力しながら周りを見ながら働く、という機会がガクッとなくなったことでした。
職場や職種にも寄ると思いますが、CA程終始チームワークが必要な仕事も珍しいと思います。
職場の方々ももちろん皆さん良い方々なのですが、”もっと距離が近くても良いのになぁ”と思うことが多々あります。
その点CAはその場限りの関わり合いでありながら、あの短時間であの(良くも悪くも)濃厚な人間関係が生まれます。
CA時代は人との関わりに疲れてしまって何度も一人になりたくなっていましたが、人との関わり、チームで何かを成し遂げる経験が急激に減ると寂しくなるものです。
5. まとめ
以上が昨日から2日間に渡ってお伝えした客室乗務員から事務職に転職したメリットとデメリットについてでした。
新卒の就職活動や中途の転職活動どちらの場合でも、今の仕事に少しでも迷いがあるならば、そのメリット・デメリットを冷静に考えて、自分にとっての優先順位をブラさずに最適な選択をすることが大切です。
以上、お読みいただきありがとうございました。
それでは素敵な金曜日を😌
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