客室乗務員から事務職への転職【メリット】

duck on the paper

一昨日くらいから全力で”会社行きたくない病”にやられていましたが、そんな1日も気付けば終わろうとしています。そして明日行けばまた休み!

今日は客室乗務員から事務職に転職してよかったこと、メリットだと感じたことについてお話ししていきたいと思います。

1. 規則正しい生活を手に入れた

何と言っても最大のメリットはここだと思います!

では規則正しい生活を手に入れたことでどのようなメリットに繋がったのか説明していきます。

健康になった

これは言うまでもないですね。

私はもともと健康な方ですが、客室乗務員を退職して、夜寝て朝起きる生活を繰り返すようになり、精神も安定してきたように感じます。私の場合、生理痛も軽くなりました。

健康に関しては人それぞれかと思いますが、規則正しい生活がもたらす健康には大きな価値を感じています

仕事と家庭の両立がしやすい

私の場合、結婚してから退職したので、客室乗務員の生活と結婚生活を同時に行ったことがありません。

しかし今実際に結婚生活を送ってみて、客室乗務員の職を続けていたらなかなかしんどかったなと思います。

もちろん旦那さんの職業と家事への貢献度合が大きく影響してくるかと思いますが、うちの旦那のように毎日21:00頃に帰宅するような日本のサラリーマン家庭ではお互いがストレスをため込まずにうまく家庭を築いていくのはなかなかハードだったと思います。

今の私は基本的には19:00-19:30頃には帰宅し、料理を毎日作っているので今の自分の職業・会社だからこそ無理なく家庭と両立できているのだと思います。

生活リズム・習慣を作りやすい

これも今すごくありがたみを感じている部分です。

CA時代はシフト制であったため、起きる時間も仕事する時間も食事の時間も寝る時間も(そして時間だけでなく場所も)毎回違っていました。

毎日新鮮で違う時間帯を経験できるというのは変化があって面白いのですが、自分の生活習慣やリズムを作るのはなかなか難しかったです。

例えば「朝活しよう!毎朝30分英語を勉強しよう。」と決めたとします。

意思が強ければもちろん継続することは可能です。(実際そういう方もたくさんいらっしゃいます)

しかし私のように意思に自信がない人間は生活リズムが変動するとその意思を持続させるのはなかなか難易度が高いことのように思います。

「明日は明け方3:00起きだから朝活はやめておこう」
「昨日は夜遅かったから朝はギリギリまで寝ておこう」

といった具合に言い訳をします。笑

なので私の場合は毎日同じような生活リズムを繰り返している方が、自分の生活リズムを作りやすく感じています

 

その他には習い事も固定曜日で行うことができません。

それでもCA時代の私は曜日制ではなく、月に○回というような月回制のところを探し、5年間習い事を続けたりもしました。

不可能ではないですが、月回制をとっている習い事は少なかったりもします。

2. ビジネス常識やマナーを身に付けられた

これはとても大事なことだと転職してわかりました。

なぜならば、転職したての私は転職先の新入社員が普通にできることができなかったからです。恥

例えば、エクセル。

CA時代にPCスキルを何も身に着けていなかった私は、30歳を過ぎてもエクセルの計算や検索機能を使いこなすことができず、その都度新入社員や先輩に聞いていました。恥

CAでもPCが得意な人もいるのでこれは私の問題でもあったかと思いますが、同じように入社してからPC操作に慣れるまでに時間がかかったというのは元同期の間でもよく出てくる話題の一つです。

他にも、名刺交換の仕方、電話応対のマナー、複合機の使い方など。
秘書や事務職で働き始めてからちゃんと覚えました。

 

また、航空会社は女社会であったため、上司はほぼ100%女性でした。

しかし、転職してみるとオフィスはほとんどが男性です。(これも職種に寄りますが)
上司はもちろん男性。この構造にも初めは少し違和感がありました。

実際、CAの時ほどきつく当たってくる上司はいませんが。笑

そんな男性社会というか男女共生社会を知ることができている今は少し世界が広がったような気がしています。

このように私が30歳を過ぎてから必死で学んだことも、新入社員は卒業後すぐに覚え、さらっとできてしまうのです

3. 潰しが効く・選択肢が広がる

これは配属日当日、現在の課長から言われたことです。
事務職は潰しが効くよ、と。

私は事務職に転職する時にカルチャーショックを感じたのは、派遣社員の募集要項に「1年以上の事務経験必須」というものが非常に多かったことです。

誠に勝手ながらかつての私には、派遣社員であれば事務職未経験でも雇ってくれるのではないか?
という甘い考えがありました。あの頃は本当に何もわかっていなかったです。。。

しかし今となってはわかることですが、未経験から派遣社員を育成しよう、というような風潮は社会にはありません

そのため未経験からの事務職というのは意外とハードルが高く、様々な会社を見てきてようやく今のような研修付きの会社に出会えました。

まだ事務職経験は1年にも満たないので偉そうには言えませんが、やはりCAの時と事務職の今とでは使う能力が結構違うということを感じています。(どちらが良い悪いではなく)

 

少し話は逸れましたが、事務職を数年経験することで、全く初めての状況からでは難しかったような選択もできるようになり、選択肢はかなり広くなります。

言い換えると事務職経験を積むことで、一気に社会の門戸が広がります

新卒からずっと事務職をしていた人はなかなか気付かないとは思いますが、客室乗務員から転職した私はそのようなことを日々ひしひしと感じています。

4. ライフステージに合わせた柔軟な働き方が選択できる

緊急事態宣言下の今、かなり実感していることです。

例えばテレワーク(在宅勤務)。
会社にも寄りますが、最近は派遣社員も在宅勤務が選択でき、私も利用しています。

または時短勤務。育児や介護が必要な社員は決められた範囲内で時短勤務ができます。(基準は会社によってまちまち)

最近は派遣社員でも時短勤務が可能です

客室乗務員時代はなかなか難しかった自分の生活スタイルに合った働き方が選択できるようになり、より長く働ける環境になりました。

5. まとめ

客室乗務員から事務職になり、このようにたくさんのメリットや恩恵を受けることができています。

もちろんそれなりにデメリットもあります。(それはまた次の機会にお話しします。)

しかし何度も書いたように「選択できる」ことが増えたことが重要なポイントです。

「選択できる」ことで働きやすくなり、働きやすくなることで仕事が長く続けていけるのだと思います。

そんなに長く働きたくない、という人も多いと思うので人ぞれぞれですが、私のように常に働いていたい人間にとっては選択できるということはとても大切なことのように感じます

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

おやすみなさい😌

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