今日は昨日話題になったのニュースについてです。
私の時もリーマンショック後の就職超氷河期時代でJALの採用はありませんでした。当時色々な人に「航空業界はオワコン」的なことを言われていましたがスルー。採用数が激減しようと受かる時は受かるし落ちる時は落ちる。それくらいマイペースでいればいいんじゃないでしょうか😌https://t.co/628f9LoTt5
— れい (@rei_ekubo) May 8, 2020
ずっとエアラインを目指していた就活生にとっては大きなショックですよね・・・。
ではそんな今どのような行動をとるべきか、考えていきます。
目次
1. まずは楽観的に捉える
一番大切なことは、悲観しないことです。
確かに突然夢を奪われたように感じてしまうかもしれませんが、悲観的な感情からは建設的で現実的なアイデアは生まれにくいです。
まず一時中断、ということはまだ中止と決まったわけではないこと、採用数を減らして採用再開の可能性もあります。
また航空会社は1社だけではありません。世界中には私たちが知らない魅力的なエアラインが多数存在します。
これを機に日系に固執せずに一度世界に目を向けることで新しい可能性が開けるかもしれません。
または準備期間が長くなったと前向きに捉えることもできます。
2020年予定だったオリンピックが延期された時にアスリートたちの言葉は身にしみるものがありました。
やっぱりアスリートはポジティブですよね。
そういった前向きな人々の意見や考え方を参考にするのもいいかもしれません。
少し冷静になって前向きに考えると、そこからは建設的なアイデアが生まれやすいです。
2. 既卒入社を視野に入れる
実際、過去も同じような状況で新卒採用がなく、後に既卒採用で入社した先輩方はたくさんいらっしゃいます。
例えば2001年の9.11や2003年のSARS以降、また2009年のリーマンショック以降などの時期は日系大手は新卒CA採用を見送ることもありました。
しかしその後の既卒採用で優秀なCA方はたくさん入社しています。
では既卒採用メリットについて考えてみます。
周りの同期や先輩達を見て感じたことは以下の通りです。
長く続けている
既卒のCAは前職で様々な企業や職業を経験しています。
そのため、エアラインの労働環境がいかに恵まれているかを実感しています。
私も現在エアラインを離れて思うことは、エアラインの労働環境や福利厚生の充実は素晴らしいということ。
こういったことは他業種を経験していないと気付きにくいことかもしれません。
結果的に、他業界と比較してCAとしての働きやすさを感じて長く働かれる方が多いです。
前職の経験が個性になり活躍の場が広がる
新卒CAはCAの経験しかないため、なかなか差別化した能力を発揮するのは難しかったりします。(学生時代の経験を活かす人もいますが)
その点、既卒CAは前職で様々な経験をしているので、勤務中も何かと重宝されることが多いです。
例えば、機内販売でいつもたくさん売っている先輩。実は前職は営業職でした。
また、フライト中に何かイレギュラーがあった時、帰着後にレポートを書くのですが、PC操作が苦手なCAが多い中、タッチタイピングでサクサクっとレポートを完成させてくださった先輩もいました。
「元事務職だったので」とさらっとこなされていました。
他にも看護師、教師、金融、ホテル、官僚(!)などなどとても個性豊かな経歴をお持ちの方がたくさんいらっしゃいました。
CAという職業は、様々な職業から転職した人々が集まり、それぞれの個性を集結させて唯一無二のフライトを作っています。
幅広いサービスができる
既卒CAは前職の経験が豊富であるため、それぞれの感性でサービスを作っています。
私が1年目のチームでお世話になった先輩は元ホテル職員であり、びっくりするようなきめ細やかなサービスをさりげなく行ってしまう方でした。
折り紙でもお子様〜高齢の方々がお喜びになるような作品のレパートリーも非常に多かったです。
その先輩と乗務したお客様はいつも幸せそうでした。
また別の先輩は、日系他社からの転職であり、前職のサービスのコンセプトが ”過不足ないサービス” であったそうで、とても丁寧かつ、入り込みすぎないサービスを提供されていて、それもまた私にとっては新鮮で勉強になりました。
そのように前職、さらにはそれまでの人生経験を土台に個性豊かなサービスを提供できるのが既卒CAの強みです。
そのため既卒CAで入社するメリットは非常に大きいです。
このような状況下でも、プラス思考で気持ちを切り替えて就職活動を進めていくことで今後の人生にも大いにプラスになると思います。
3. 今できることに全力を尽くす
最後は少し精神論的に聞こえてしまうかもしれませんが、非常に重要なことです。
今このような状況下で絶望的になったり、何もやる気がなくなってしまう人もいるかもしれません。
ですが辛い中でも、その時目の前にあること一つ一つ真剣に向き合い、自分なりに全力で取り組んでいけば、不思議とその先はうまくいってしまうことが多いです。(私の経験談でもあります)
例えば、同業他社の面接準備を進める、ES提出数を増やしてみる、エントリー数を増やすために今から他業界も見てみる、などなど。
ひとまず気持ちを切り替えて、今から少し気合いを入れ直せばきっとまた前に進めます。
まとめ
以上が私の経験談からも言える、この状況での就職活動の取り組み方です。
オリンピックに向けて航空業界は大きく成長していたので、このようなことになって私も正直驚いています。
それほど世界情勢に左右されやすい業界です。
今回のことを受けて、これからのエアラインの在り方は変化し、またCAに求められるものも変わってくると思います。
そのような状況変化に対応していくためにも、日々人間力を磨いていくことが一番の近道のような気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた😌
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