東京でも今週、緊急事態宣言が解除されましたが、自粛生活や在宅ワークから急にもとの生活に戻るのはなかなかの覚悟が要ります。
今回は自粛生活を経て気付いた出社することのメリットを考えてみました。
目次
1. 書類が手元にあるとスムーズ
普段から仕事がデータベースの場合はそこまでメリットは感じられないかもしれませんが、私のように普段書類を扱う仕事をしている方も少なくないと思います。
確かに在宅勤務は通勤がない分、とても楽でしたが、在宅での仕事中は書類の照らし合わせがなかなか不便でした。
久しぶりに出社して書類が手元にあるだけでとても安心しました。
書類ベースの仕事は今後減っていくとは思いますが、現時点ではデータ上で管理された書類をもとに仕事を進めていく場合、どうしても非効率に感じてしまいます。
2. 脳に適度な刺激がある
在宅で家に籠もっていると必然的に限られた刺激の中で仕事をしていくことになります。むしろそれは集中できて効率的なことかもしれませんが、適度な刺激が必要だなと感じることがあります。適度な刺激が与えられることで脳が働き、私は実感として以下のような効果を感じました。
クリエイティブなアイデアが生まれる
通勤中、仕事中に受けた適度な脳への刺激は(過度な場合は疲弊しますが)、新しいアイデアを生み出すのには効果的だったりします。
日頃からクリエイティブな仕事をされている方や自然とクリエイティブな発想ができる人は籠もっていても大差は感じないかもしれません。
私の場合は日中家に籠もって刺激が少ない場合、なんとなくダラダラと夜を迎え、ご飯を食べてお風呂に入って寝る、といったように特に際立ったアイデアが生まれることは少ないです。
しかし出社日は通勤電車の中、会社までの徒歩の道のり、昼休みなどふとした瞬間に新しいアイデアが生まれることがあります。
人によるとは思いますが、ある程度のメリハリを脳に与えることで咄嗟の思いつきや閃きが生まれやすいのかもしれません。
モチベーション(やる気)のアップ
これも先ほどと同じ原理で、ある程度の刺激が与えられることで、家に籠もっているときよりも仕事や将来へのモチベーションがアップしているように感じました。
家にいる時は決まって、「このまま平和に人生を送りたい」と考えることが多い私ですが、外に出て適度な刺激を受けると「あれもしたい」「これも叶えたい」といつも欲が湧いてきます。
欲という響きは良くないかもしれませんが、私の場合、それが自分の将来へのモチベーションアップになっています。
3. 人との信頼関係が構築できる
在宅勤務中はメールやチャットでコミュニケーションをとることがメインですが、出社して直接チームのメンバーと関わることでメールやチャットでは縮まらない距離を縮めることができるのも確かです。
最近ではこういった昭和的な価値観は嫌われていますが、それでも人と直接コミュニケーションを図ることは労力がいる分、お互いの距離も縮まります。
メールやチャットではなかなか業務外のことを話す機会はないですが、出社すると嫌でも人と関わらざるを得ません。笑 毎日の挨拶やちょっとした会話、業務の手伝いなど、意図せずとも知らずのうちに距離が縮まっていたのだと最近は出社の度に思います。
そうしたちょっとしたコミュニケーションで距離感が縮まり、それが積み重なることで信頼関係が強くなります。その結果、お互いに仕事がしやすくなると私は実体験から感じています。
4. 適度な運動で健康的
これは出社に批判的なご意見をお持ちの方でも今回のことで実感したメリットの一つだと思います。
出社するだけで、電車の乗り換え、家から駅・駅から会社までの道のり、また業務中もコピー機やトイレへの行き来だけでも1日積み重なると実は結構な運動量になります。
私の場合、特に寄り道をしなくても在宅勤務時と出社時の歩数は約5000歩(距離にして約1.5km)程違っていました!これには我ながらびっくりです・・・。
5. 自動的にオン/オフの切り替えができる
在宅勤務中もこれがしっかりできている方もいるかもしれませんが、私個人はできていません。笑
一日中スッピン・メガネ・部屋着で勤務しています。。。
しかし出社時はもちろんそうもいかず、毎日ある程度TPOに合わせたメイクやファッションを装います。
これによって自然とオン・オフの切り替えができ、職場では集中して仕事、帰ったら息抜き、というメリハリある生活ができることを実感しました。
またこれは顔の筋肉も引き締まり、たるみの予防にもなります。
ある程度よそ行きの格好も必要なのです。笑
6. 仕事後の寄り道が楽しみ
これは出勤時の最大の楽しみでもあります!
在宅勤務をしていると外に出ることが億劫になり、行きたいお店や寄りたいカフェなどに対しても特に魅力を感じなくなってしまうことがあります。。。
しかし、勤務後は高揚感・開放感からか普段は素通りしてしまうお店にも立ち寄ってみたくなったり、普段は気にも留めていなかった本を読みたくなったりします。
好奇心の幅が広がる感覚です。
また勤務後はお腹も空いているため、普段は素通りしていたスウィーツやおつまみなどが無性に食べたくなったりします。
そういった物を買って帰るのも一つの楽しみです。
まとめ
以上が私が在宅勤務を通して感じた出社のメリットです。
ここではメリットを紹介したものの、私もできれば出社はしたくないです。笑
今後はリモート・出社と織り交ぜながらの日常になりそうですが、それぞれのメリットを認識しながら、気持ち的にもポジティブでいたいですね。
それでは😌
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