今朝電車に乗ると、久しぶりに人がたくさん乗っていて懐かしい気さえしました。
こうやって徐々に日常を取り戻していくのかなぁ。
今日はエアライン就活時代に私が行った企業研究方法についてお伝えします。
目次
1. 基礎の部分はホームページや採用パンフレット熟読
これは基礎になる部分です。
採用ページはもちろん、企業全体のページもまずはさらっと、興味を持ったところはじっくりと読んでいました。
また合同企業説明会などで貰えるパンフレットも結構面白いです。
ポイントは最初から全て読もうとせずに、まずばさらっと概要把握、そして徐々に興味のあるところから熟読します。
その際に出てくるワードでわからないものがあればすぐ調べます。
そうして少しずつ企業研究が進みます。
2. 機体整備場見学
私の頃はホームページから先着順ですぐに埋まってしまったため、数ヶ月先を予約していました。
機体整備場は近くで本物の旅客機が見られること、またお客様の安全のために整備士がどのような思いでどのように仕事をしているか、そんな現場を見ることでホームページやパンフレットでは伝わらない思いやその会社のコンセプトのような物がぼんやりと見えてきます。
私は大手2社の見学に行きました。
3. 安全教育・啓発センター見学
こちらもホームページより申し込みました。
入社後研修でも見学するのですが、就職活動中とはまた違った視点で見ることができました。
過去の事故の惨状や会社設立当時の多くの人々の苦労など、航空会社に入社するということはそれらをしっかりと受け継がなくてはいけないという責任の重さを就職活動時に感じることができました。
航空会社の責務である安全運航を守るために、自分たちには何ができるのか?それをしっかりと考えることでESや面接時に自分の言葉で伝えられるようになると思います。
こちらも大手2社の見学に行きました。
整備場もそうですが、必ず複数社の見学に行くことでその会社の独自のカラーがぼんやりと見えてきます。その「ぼんやり」感が大切で、それを自分の言葉で説明できるようになれば「なぜ他社ではなくうちなのか?」というお決まりの質問にもテンプレート的な回答ではなく、オリジナリティのある本心からの気持ちが伝えられるようになると思います。
4. OB・OG訪問
しつこいようですが、本気で内定が欲しい場合は必ずOB・OG訪問はしておいた方がいいです。
理由は過去の記事にも書いています。
企業研究は自分の五感を駆使して様々な感情と共に行なってこそ価値のあるものだと私は就活を通して感じました。
OB・OGの方々の現場の声を聞くことでよりその会社の全体像が見えてきます。いい面も悪い面も。
その両面を知った上でもなお、志望度が変わらないならば、それは一歩前進できたということだと思います。
先輩方と話すことで働くイメージも漠然としたものからはっきりくっきりした目標に徐々に変化していくと思います。
またできれば複数職種・複数企業の方にお話を伺えるとより良いと思います。私は2社のCAさん、GHさん、総合職の方々からお話を伺う機会をいただき、大手2社の違いは自分の言葉で説明できるようになっていました。
5. 空港に行く、飛行機に乗る
こちらも内定者の多くの同期が就活中にしていた企業研究の一つです。
特に遠方から東京に受験に来る際、空港や機内でCAさんやGHさんをじっと観察し、どのような部分におもてなしがなされているか、その会社のカラーを感じるかなど様々なポイントがあると思います。
たまに、声を掛けて仕事について聞くという人の話も聞いたことがありますが、仕事中は邪魔しては悪いという気持ちが働くので遠慮してしまいます。。。それでいいと思います。それが相手への気配りの一つかと思います。
6. 現代の最強ツールSNS
これは強い。現代の就活生は私の時代に比べて格段に情報収集がしやすいです。(私の大学時代のSNSツールと言えばmixiでした。「コミュニティ」とかで情報収集可。懐かしい。笑)
特に最近はTwiterやYoutubeなどでいつでもどこでも簡単に現場の声を聞くことができます。検索に検索を重ね、マニアレベルに情報収集できればある程度業界に詳しくなると思います。
手軽さで言えばNo.1ですね。
まとめ
以上が就職氷河期時代でも第一志望のエアラインから内定をいただけた私が実践していた企業研究方法です。
現在は私の就活時代とは違い、SNSを使えることが大きなアドバンテージとなっています。
しかし情報が皆に平等に開かれているからこそ、差が付くとしたら”その情報を自分から取りに行く人と行かない人”という部分だと思います。
SNSでの情報収集もとても大切ですが、それでは人と差別化できない、となった場合は、他の就活生と差別化できるような「自分の五感を使って研究する」姿勢を貫くことで採用者側にもしっかりとした印象を残すことができると思います。
そんなわけで就職氷河期時代のエアライン就活は他の年に比べてとてもハードではありますが、戦略を立てながら自分の目の前のことから懸命に取り組んでいけばいいと思います😌
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
おやすみなさい🌙
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