今日は航空業界内での他職種交流についてです。
客室乗務員はパイロット、整備士、グランドスタッフ、総合職との交流はあるのか?
たまに聞かれることがあるので私が在籍していた当時のことを思い出しながら、どのような機会に他職種との交流があったのかまとめてみました。
目次
内定者懇親会
同職種内の内定者懇親会は会社が準備してくれていました。
異業種となると同職種の内定者同士で仲良くなった後、各々で個人的な内定者異業種懇親会を企画してくれる人が出てきます。
私もそういった人に便乗させてもらい、何度か参加しました。
内定者の時期だけではなく入社後数年経過してからも大規模なスポーツ懇親会や飲み会などを積極的な同期たちが開催してくれ、そこで異業種の友達がたくさんできました。
都道府県人会
都道府県人会の話もよく聞いていました。
私の出身県には残念ながら県人会はありませんでしたが、九州や東北出身の同期はよく参加しており、職種・年次関わらず多くの方々が参加されるそうです。
異業種交流とは離れますが、例えばとても怖いことで有名な先輩と同期がフライトで一緒した際、その同期は先輩と県人会で既に仲良くなっていたため、その先輩もその同期には優しく接してくれていてとても羨ましかったのを覚えています。
同郷の絆はとても強いものだと思います。
異業種合同研修会
私の時は3-4年目に1度だけ会社の研修施設で1泊2日の異業種研修会がありました。
内容はとても楽しくリラックスしたもので、当時仕事がとても辛かった記憶の中で唯一の癒しの日だったかもしれません。
研修の目的は何だったのか謎は残りましたが、内容としては何班かに分かれて何度もグループディスカッション・発表を繰り返したり、安全センターの見学に行ったりなど。
夜は懇親会もあり、みんなで楽しくお酒を飲み内定者時代に戻ったかのようでした。
ステイ先での会食
今はステイ先での会食は禁止になってしまったようですが、私の時は国内地方ステイの際はよく召集されていました。笑
今となっては楽しかった思い出ですが、早朝から起きているのに夜そこそこの時間までキャプテンや先輩に気を遣うのが結構疲れることもありました。無闇に断れないですし。
それでもキャプテンやチーフは勤続年数も長く、各地の美味しいレストランや居酒屋、また特産品や名物を非常によく知っていてとても勉強になりました。
ある先輩チーフの「こうやってステイ先でご飯に行くのも一つの勉強よ。お客様にその土地のおすすめなどを紹介したり、話のきっかけになるんだから」というお言葉は当時とてもグッときました。
それ以来多少しんどくても面倒でもとにかく誘われたら断らないスタンスで、疲れながらもたくさん学ばせていただきました。
あのしきたりがもうないというのは、開放される気楽さはありますがやはり残念です。
個人的な集まり
同職種同期からの紹介で何人かで飲み会をしたり、スケートや野球観戦に行ったりしていました。
個人的な集まりであればお互い気も合うことが多く、今でも仲の良い異業種の友達もいます。
なんだかんだでこのパターンでできた友達が一番多いかもしれません。
まとめ
このように普段仕事では異業種の方々と関わる機会は限られていますが、航空業界は社交的で積極的な人が多いので、仕事以外でのコミュニティもとても活発です。
そのような交流の中で同業者同士で結婚した同期も結構いました!
プライベートな楽しみだけでなく、異業種の交流を広げることはお互いの仕事への理解にも繋がり、現場でも相手の状況を理解しながら仕事をできるようになります。
そんな航空業界を今は懐かしんでいます。
それでは本日もお読みいただきありがとうございます。
おやすみなさい😌
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